研削砥石取替え等の業務特別教育
研削用砥石(グラインダ)の取替えまたは取替え時の試運転の業務を行う方が受講していただく講習です。
研削砥石の取替えや取替え時の試運転の業務そのものは、それほど危険なことではありません。しかし、取替えや試運転の方法の誤り、砥石を取り替える時の選定間違いが原因で毎年多数の災害が発生しております。
このような災害を防止するためには、グラインダ及びその付属設備の整備・保全、適正な作業管理の遂行などを徹底して行う必要があります。研削砥石の取替え又は取替え時の試運転の業務は、労働安全衛生法令により「危険又は有害な業務」に指定されており、研削砥石取替え等の業務特別教育を修了した者でなければ業務につくことはできないとされています。(法第59条、規則第36条)。当該特別教育により研削砥石についての危険性を十分に認識し、安全に取り扱うための知識と技術を学びます。
- ※研削といし(グラインダ)とは、研削といし(切断といしを含む)を使用し、その回転運動によって加工物表面の研削または切断を行う機械をいいます。